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zoom RSS 中山道歩き旅(第25回・その2)醒井〜番場〜鳥居本 ・彦根城

<<   作成日時 : 2016/05/28 19:26   >>

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またまた間が開いてしまった・・・

今回は4月2日〜3日に行った中山道歩きの2回目、1日目の醒井宿からの続きです。

醒井〜番場
醒井宿を出てしばらく行くと「六軒茶屋跡」があります
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その名の通り、昔は6軒の茶屋が並んで他っていた所で、今ではその名残りの1軒がトタン屋根に変わってしまったものの現存しています。

その先で国道21号に合流し、ほどなく丹生川の橋を渡りますがこの辺りは「壬申の乱」の古戦場跡で、激しい戦いが行われた所だそうです
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交通量の多い国道を数分歩き、右に分岐する旧道に入っていきます
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途中には「いっぷく場」と看板が出ている休み処があったけど、中には入れなかった。。。
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この先はかつて立場があった樋口の集落で、街道沿いには用水が流れていてなかなかの雰囲気でした
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樋口の信号で国道を横断して10分ほど行くと今度は北陸自動車道の下をくぐり、その先には久禮の一里塚跡があります
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そして名神高速と北陸道が交わる米原JCTを見ながら、桜咲くのどかな道を歩いていくと間もなく番場宿です
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番場宿
番場宿は宿の長さが中山道最短で小さな宿場でしたが、琵琶湖水運の米原湊との道が通じ問屋場が6軒を数えて物資の往来で栄えました。
宿場内に当時の遺構はほとんど残ってなく、今は山間の静かな集落となっています。

久禮の一里塚を過ぎ、名神高速を見ながら集落に入ったあたりが番場宿の東側入口です
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醒井宿からは4kmほどで、1時間ぐらいで到着しました。

宿場に入り左にカーブを曲がると米原に向かう県道240号との交差点になります
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交差点内には番場宿の石碑と、明治に建てられた手差し道標が建っていました
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交差点の先には脇本陣跡・本陣跡と続いてますが、今は標柱で場所が分かるのみ。。。
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そして「南北朝の古戦場跡」と書かれた標柱が目立つ蓮華寺のあたりが宿場の西の入口になります
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ここでその蓮華寺にちょっと寄り道、お寺は名神高速のガードをくぐった先にありました
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ここは鎌倉時代末期に、後に室町幕府を開いた足利尊氏に追われた六波羅探題・北条仲時の一行430人あまりが自刃した所で、その墓所があります
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敗れた者は自ら命を絶つことが定められた時代の無情さを感じる光景でした・・・

番場〜鳥居本
蓮華寺を過ぎると江戸以前の東山道時代に宿駅があった西番場の集落に入っていきます
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中山道になってからの宿場町は先ほど通って来た米原道との追分を中心にした東番場に設けられましたが、こちらは昔ながらの道幅に旧街道らしい町並みが続いていました
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西番場の集落を過ぎると、道は名神高速の脇を並行して山間に入っていきます
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このあたりの道筋は高速道路の建設で失われた箇所もあるようです。

やがて上り坂になり、高速と同じ高さにまで上がった所が小摺針峠で、ここが米原市と彦根市との境になっています
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峠を下り、名神高速から離れていく所には2本の道標が建っていました
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この先は再び上り坂になりますが、これが摺針峠の峠道になります
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摺針峠は江戸から歩いて来ると最後の峠越え、峠下の集落を抜けて頂上に出ると神社の先に「明治天皇磨針峠御小休所」の碑が建ち、その先には琵琶湖の湖面がうっすらと・・・
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これが中山道六十九次の浮世絵にも描かれている摺針峠からの琵琶湖の眺めです
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日本橋を出てから470kmあまり、ついに琵琶湖を望む所まで歩いて来ました。
当日は天気にも恵まれて湖面を見ることができ、中山道歩き後半の良い思い出になりました。
ここにはかつて「望湖堂」という茶屋がありましたが、残念なことに平成3年に火災で焼失してしまったとのこと・・・

摺針峠と下ると次の鳥居本宿までもうすぐ・・・
時間は14:50頃、鳥居本に着いたら近江鉄道で彦根に出て、彦根城に行くつもりですが次の15:26発の電車まで40分ほどと微妙な時間。。。
ただこれを逃すと次は1時間待ちで、城内に入れなくなってしまうので要所は押さえつつも歩を早めていきました(^^;

峠から車道を少し下ると左側に斜面を下りる小道がありますが、これが旧中山道でカーブで迂回する車道の間を真っ直ぐに下っていきます
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こうした草道を歩くのは中山道歩きでは最後の区間で、昔の街道の雰囲気を味わいながら下りて行きました
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そして国道8号と合流する手前で草道は終了・・・
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国道に出る所には「摺針峠望湖堂」と科書かれた石碑が建っていました
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その先、橋を渡り国道8号519.7kmポストの所の分岐を左方向に分かれる旧道に入ると「おいでやす彦根市へ」と書いたモニュメントがあります
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旧道を進み、古い建物がちらほら現れると間もなく鳥居本宿の入口になります。

鳥居本宿・前編
鳥居本宿は北国街道の分岐と、近くに彦根城を控えて賑わいをみせた宿場で、和漢健胃薬の「赤玉神教丸」や道中合羽が名産品として多くの人に重宝されていました。
特に「赤玉神教丸」は今でも昔ながらの店舗を構えているなど、古い建物が多く宿場の風情が残る町並みを楽しめる所です。

摺針峠を下り、国道8号から分かれた旧道を5分ほど歩くと鳥居本宿に入ります
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宿場入口には茅葺き屋根の家もあったり、街道風情が高まりますね〜

その先すぐに道は枡形状にカーブしていきますが、その曲がり角にあるのが「赤玉神教丸本舗」
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風格を感じさせる古い建物は250年以上も前に建てられたもので、明治天皇の北陸行幸の際に御休所にもなり石碑も建っています。
お店に入って「赤玉神教丸」を買って帰りたかったけど、電車の時間まで10分ほどになってしまったので先を急ぐことに・・・

枡形を曲がると格子戸に卯建、虫籠窓のある家が続いて、宿場町の雰囲気が良く残る町並みを歩いて行きます。

途中の白壁の家はかつて道中合羽を製造・販売していた「木綿屋」で、軒先には合羽を形どった看板が掲げられていました
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道中合羽は昔の旅人には必需品で、鳥居本産の合羽は和紙に柿の渋を塗っていて防水性が良かったことから名物となり、
先ほどの「赤玉神教丸」と名産だったスイカとともに「鳥居本宿三赤」と呼ばれ、宿場名物として広く知られるようになったそうです。
この「鳥居本宿三赤」は先日NHK-BSの「浮世絵ツアー」中山道編で摺針峠の風景とともに紹介されていました。

「木綿屋」の前が本陣跡で、今は建物等は残っていませんが桜がきれいに咲いていました
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そして本陣跡の先の角を曲がって国道8号を渡ると鳥居本駅で、何とか電車が来る前にとうちゃこ。。。
このあたりが宿場の中間ぐらいなので、翌日は鳥居本宿の後半からスタートすることにしました。

おまけ・彦根城に行って来た記
中山道を柏原から鳥居本まで歩いたあとに彦根城に行って来たので、ここでおまけとして紹介します。
国宝にもなっている天守閣が現存することで有名な彦根城ですが、今まで行ったことがなく今回の中山道歩きで近くまで来たので、立ち寄ってみることにしました。

まずは鳥居本駅から近江鉄道の電車を1駅乗って彦根駅に
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駅前には関ケ原合戦後に彦根に入り(入ったのは石田三成の居城・佐和山城)彦根藩の元を築いた井伊直政の像があります。

今は彦根といえばこのゆるキャラですな(^^;
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最近は滋賀県が石田三成推しを展開していて、佐和山城注目されているとか

彦根駅を出て駅前の道を10分ほど歩くと彦根城の佐和口入口で、堀を渡って城内に入っていきます
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桜はちょうど見頃で、名物の屋形船からの眺めは素晴らしいでしょうね。

坂を上がって行くとあるのが天秤櫓で、一旦橋の下をくぐり回り込んでから櫓を通り抜けて行きました
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そしてさらに坂を上がり、太鼓門櫓を抜けると彦根城天守閣が目の前に現れます
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大津城の天守を移築したといわれる彦根城の天守閣は、1604年から2年ほどで完成したとのこと。
明治になって解体の危機に見舞われながら明治天皇が保存を命じたことで免れ、昭和27年には国宝に指定されました。

次にいよいよ天守閣に入るわけですが、この日は春休みと桜の見頃ということで20分ほど入場待ちに。。。
急な階段というより梯子wを上って天守最上階に行くと、彦根の町や琵琶湖が一望の素晴らしい眺めでした〜
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帰りは天守裏の黒門から出ましたが、途中の石垣の造りは見応えがありました
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その後は京橋キャッスルロードの町並みを抜け、夕食を食べてから宿泊先の米原に向かいました。

この日は中山道歩きと彦根散策と合わせ40,000歩越え、26kmもの歩きになりクタクタで宿に到着でした(^^;

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